台湾で開催されたイベント『2017 台北ゲームショウ』にて、エースコンバット7 (AC7) のゲームプレイ映像が公開されました。
特別ゲストとして『エースコンバット』シリーズのブランドプロデューサー、バンダイナムコエンターテインメントの河野一聡氏がステージイベントに参加し、PlayStation VR (PSVR) を河野氏自らかぶり、デモプレイを披露しています。
動画は、PlayStation VR のソーシャルスクリーン機能 (プレイヤーが見ている映像をモニターに映す機能) を使って出力された映像と、それをプレイしながらする解説する河野氏の映像で構成されています。
エースコンバット7 (AC7) ゲームプレイ解説動画
Ace Combat 7 – PlayStation VR Gameplay (PS4)
河野氏のエースコンバット7 (AC7) ゲームプレイ解説
ゲーム映像は空母の格納庫 (?) から戦闘機に乗り込むシーンから始まります。その後コックピット内部に映像が切り替わり、昇降エレベーターから甲板へと移動。見回すと先行する戦闘機がすぐ横を離陸していき、続けてプレイヤーの戦闘機が離陸していきます。もちろん VR 映像なので、自分の足元も手も見渡すことができます。
空に浮かぶ雲も立体的に作られており、離陸直後に雲に飛び込む様子を見ることができます。雲の中の表現にもこだわっており、雲の中を通過するときはキャノピーに水滴がつく演出があるそうです。
また、『高いところが苦手な人は避けたほうが良い』というコメントも。高所恐怖症の方は気を付けたほうが良いかもしれません。PSVR の没入感の高さゆえの問題点ですね。
ちなみに河野氏は全く VR 酔いすることは無く、ぐるぐる回っていても全然大丈夫なのだそうです。何ともうらやましい。
また、今回 VR デバイスならではの機能として『視線を合わせるだけでロックオンできる兵器がある』とのこと。ゲーム内で使い分けができるような説明をされているため、プレイヤーのコントロール設定や機体のセッティングなどで有効無効を切り替えるような形になるのでしょうか。
ゲームは無人航空機 (UAV) との戦いを中心としたストーリーになっており、空中戦のさなか、最終的にタイムオーバーという形で実況動画は終了となります。
エースコンバット7は、全編を PlayStation VR (PSVR) で遊ぶことができず、本編 (キャンペーン) のストーリーとは別に専用の VR モードが用意されるとのこと。
本編はストーリーや映像表現に焦点を当てているとのことなので、VR ヘッドセットでの演出とは相性が悪い部分があったのではないかと思われます。しかし、今回の実況映像を見る限り、この解説動画での臨場感は十分で、VR で体験できるゲームとしては最高のクオリティといえるのではないでしょうか。
エースコンバット7は、PlayStation VR 対応タイトルとして2017年にリリースが予定されています。PlayStation VR をお持ちでなくても PlayStation 4 のみで遊ぶことも可能です。