2017年2月2日、Sony Interactive Entertainment UK LimitedのトップであるWarwick Light氏のインタビューが公開されました。PlayStation UKのトップとして同氏初のインタビューであり、PS4のイギリスでの売上やPlayStation VRについて言及しています。
注目したい点としてまずはPlayStation 4とPlayStaiton 4 Proの関係が挙げられます。実はこの上位機種の販売戦略というのは携帯電話マーケットを参考にしたとのことです。
コンソール機は1度買えば長く使えるため、ハードを売りたいソニーとしては携帯電話を機種変更するようにPS4 Proを買ってほしいのかもしれません。ただLight氏はこの手段がリスキーであることにも触れ、より牽引力の高いコンテンツが必要とも述べています。
また、売上を伸ばす方法としては1番目にPS4 Pro、2番目にPlayStation VR、3番目にゲームコンテンツを挙げています。インタビューにおいて「VRは革新的な技術であり、巨大な潜在力を秘めている」と述べ、また「未来においてコンソール機はVRの周辺機器になるはず」と高くVRへ期待を寄せているようです。
現状では未だ供給不足が続くPlayStation VRですが、ソニーにとっては重要な経営戦略の柱と言えるでしょう。
http://www.gamesindustry.biz/articles/2017-02-02-playstation-uks-bid-to-halt-the-ps4-sales-slowdown