2017年1月12日、ソニーは自社内のゲーム開発スタジオ「Guerrilla Cambridge」の閉鎖を決定しました。
同スタジオは PlayStation VR (PSVR) 専用ゲーム『RIGS: Machine Combat League(リグス マシン・コンバット・リーグ)』を手がけているため閉鎖を惜しむ声も少なくありません。
『RIGS: Machine Combat League』は2016年10月13日、PlayStation VR のローンチタイトルとしてリリースされ、好評価を獲得しているゲームでもあります。ゲーム内容はスピード感のあるロボット同士の撃ち合いを楽しむことができるFPSで、ネットワーク対戦ができる本格的なe-Sportタイトルとして発売前からも注目を集めていました。
ソニーの担当者によるとスタジオの閉鎖は欧州における自社組織の改変にとって必要だったとのことです。巨大組織となるとこうしたことはしばしば起こりうることなので仕方無いのかもしれません。ただ「Guerrilla Cambridge」は前身である SCE Cambridge Studio 時代の作品に『MediEvil』や『KILLZONE: Mercenary』、『リトルビッグプラネット ポータブル』などを開発した実績もあります。実力のあるスタジオが閉鎖するというのは残念なことです。
気になる『RIGS: Machine Combat League』の今後の状況ですが、2017年1月18日に更新された情報によると、今後 RIGS において新しい追加コンテンツ (DLC) などは開発されないとのこと。ただし、「スタジオの閉鎖はオンラインサービスに影響を与えるものではなく、これからもサポートは行っていく」とも発表しています。