スタートアップ企業 VAQSO (バクソウ) が、VR に香りを追加するデバイス「VAQSO VR」を発表しました。
これは PlayStation VR (PSVR) や Oculus Rift などの既存の VR ゴーグルに後付けするタイプのデバイスです。
現在はまだ試作の段階ですが、食べ物の香りや銃を撃った時の薬莢の香り、はたまた女の子の香りなどコンテンツに合わせた香りを追加することができるとか。
今までにも他社から「Feelreal」、「Nosulus Rift」など同様の製品は発表されていましたが、「Feelreal」はデバイス自体が大きく、「Nosulus Rift」は小型ではあるものの香りが1種類しか出せないという難点がそれぞれにありました。
「VAQSO VR」はハーモニカくらいの大きさの小型デバイスで、VR ヘッドセットにマグネットなどで固定する仕組み。複数種類の香りが出せるという点で他社製品の難点をクリアしたものになっています。
2017年内には製品として販売していく予定とのことで、VRの没入感をさらに深いものとするデバイスとして期待ができそう。
どういったソフトでどういった香りの体験ができるのか、今から楽しみですね。サマーレッスンの宮本ひかりちゃんの部屋の香りが体験できる日が来るのでしょうか。
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