PSVRにも音楽用にもおすすめできるこだわりのヘッドホン選び

PSVRコラム&レビュー

VR の大事な要素として「没入感」があります。没入感を高める大きな要素は VR ヘッドセットからの映像によるものですが、音響も大事な要素のひとつです。

PlayStation VR (PSVR) にはステレオヘッドホン (イヤホン) が標準で付属していますが、いろいろなヘッドホンを使って、より没入感の高い環境でゲームを楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。

今回は、PSVR のヘッドホン選びのこだわりポイント、おすすめの選び方をまとめてみました。

今回のヘッドホン選びのポイントは、PSVRにも音楽鑑賞にも快適に使えること。こだわりの個性派ヘッドホンをご紹介します。

そもそもPSVRに別途ヘッドホンは必要?

ヘッドホンのおすすめの選び方、と言っておきながらいきなり否定的な話になってしまいますが、前述のとおり、PSVR にはステレオヘッドホン (イヤホン) が付属していますので別途購入することは必須ではありません。また、PSVR はステレオヘッドホンで立体音響を実現していますので、基本的に特殊なヘッドホンなどを必要としません。

多くのゲームはこのヘッドホンに最適化されていますので、付属のステレオヘッドホンで十分に VR の立体音響 (3D オーディオ) を楽しむことができます

また、付属のステレオヘッドホンはイヤホン型で非常に軽量です。ヘッドホンの利用は少なからずより重いものを頭で支えることになるため、ほぼ間違いなくかさばる上に重くなることに注意が必要です。

PSVR を買ったからと言って無理に別途ヘッドホンを買う必要はない点を念頭においてください。

PSVRでヘッドホンを選ぶ際のポイント

さて、ではヘッドホンの必要性を踏まえた上で、別途PSVRでヘッドホンを選ぶ場合のポイントについて整理していきたいと思います。

PSVR でヘッドホン選ぶ際に気を付けておきたい前提は以下の3点です。

  • ステレオヘッドホンであること
  • VR ヘッドセットと組み合わせて使うこと
  • VR タイトルを楽しめること

それぞれについて以下で解説します。

ステレオヘッドホンであること

PSVRの立体音響は通常のステレオヘッドホンに対応しており、サラウンドサウンドのヘッドホンには対応していません

ヘッドホンを選ぶ際は、通常のステレオヘッドホンを選ぶか、サラウンドサウンドに対応したヘッドホンのサラウンドサウンドモードをオフにして使う必要があります。

コネクター形状はピンジャック (3.5mmコネクター) となっており、サラウンドサウンドを使わないスタンダードな有線接続のステレオヘッドホンを使う事が推奨されています。

サラウンド機能などがついたヘッドホンでは逆に正しく音が聴き取れない場合がありますのでご注意ください。

VR ヘッドセットと組み合わせて使うこと

PSVR ヘッドセットと組み合わせることにより、大きなヘッドホンでは干渉して邪魔になってしまう場合があります。

特に耳を覆うパーツ (ハウジング) の部分が大きすぎるものは VR ヘッドセットのヘッドバンドと干渉してしまい、邪魔になるうえ音響も損なわれてしまうため、せっかくのヘッドホンの効果が薄れてしまいます。

VR ヘッドセットと一緒に組み合わせて試すことができる機会は少ないかもしれませんが、新たにヘッドホンを購入する際には特にハウジングのサイズに注意しましょう。

VR タイトルを楽しめること

前述とも関係しますが、PSVR でヘッドホンを使う場合は VR タイトルを快適に、安全に楽しめることがやはり重要です。

大きさだけでなく、重さによる疲労なども考慮しながらヘッドホン選びを行いましょう。

PSVRの体験会で使われているヘッドホンをおすすめしない理由

また、この手のヘッドホンの話題になると、PSVRの体験会やイベントで使われているヘッドホンの購入を勧めているメディアやブログがありますが、本当にそうでしょうか?

私はPSVR体験会で使われているヘッドホンを『自宅でPSVRを楽しむために購入する』ことはおすすめしません

PSVRをより高い臨場感で楽しむために、おすすめのヘッドホンについてメディアやブログでの考察が各所で取り上げられています。その中で気になるのが、PSVRの体験会で使われていることを理由に、そのヘッドホンを勧めている内容。

「PSVR体験会で使われているヘッドホンを買っておけば間違いない!なぜなら体験会で使われているから!」

本当でしょうか???

確かにそれらのヘッドホンであればPSVRと組み合わせて最低限の使用ができることについては間違いないのですが、本当にユーザーのことを思っておすすめしているのでしょうか。

私はオーディオに詳しいわけではありませんが、体験会や自宅それぞれでPSVRとヘッドホンを組み合わせて使ってみた経験の中で、体験会で使われるヘッドホンをPSVRのために買ってはいけない、と思いました。

体験会で使っているヘッドホンをおすすめするブログ記事などを鵜呑みにしてしまうと、後々ちょっと後悔するかもしれません。

まずはPSVRと組み合わせて使う最適なヘッドホンを選ぶ際の注意点について説明していきたいと思います。

なぜPSVRの体験会でMDR-ZX660が使われるのか

ヘッドホンの話題になるとPSVRの体験会やイベントで使われているヘッドホンの購入を勧めているメディアやブログがありますが、本当にそうでしょうか?

代表的なものはソニーのMDR-ZX660がそうですが。そもそも体験会やイベントでこのヘッドホンが使われている理由は何なのでしょうか。

そもそも自宅の室内と外のイベント会場では音響の環境がまったく違います

PSVRの体験会でこれらのヘッドホンが使われているのには、自宅でPSVRを楽しむためとは全く関係がない別の理由があります

オペレーションが容易

体験会では不特定多数の人がそのヘッドホンを使いまわしします。

耳の中に入れるインイヤー型のイヤホンでは使いまわしが衛生的ではないため、そもそもイヤホンは使用しません。

また、構造が複雑なヘッドバンドやアジャスタ (調整部品) を持つヘッドホンでは、体験会のコンパニオンさんが扱うことが難しいため利用されません。

その結果として、体験会では除菌シートなどで掃除しやすく、汚れが付きにくく、かつ形状がシンプルで装着しやすいヘッドホンが多く使われます。

周りに騒音がある

体験会やイベントは必ず周囲に騒音があります。音漏れしたり、外部の音が入ってくるヘッドホンを使ってしまっては体験に集中することができません。

その結果として、体験会やイベントでは周囲の音をシャットアウトする「密閉型」と呼ばれる形式のヘッドホンが多く使われます。これはあくまで周囲の音を抑制することが最優先で、本来の立体音響の没入感とは別問題です。

ちなみに、没入感を高めるためになぜか「密閉型」のヘッドホンをお勧めしているメディア記事などがありますが、「密閉型」か「開放型」の違いは VR の没入感の優越を決める要素ではありませんので鵜呑みにしないようご注意ください。

短時間しかヘッドホンを装着しない

体験会やイベントでの体験時間は 5 分から 15 分程度の短い時間です。これくらいの短時間ではどんなヘッドホンを装着しても耳の痛みや疲れなどを感じることはほとんどありません。

その結果として、体験会やイベントでは前述のオペレーションや調達コストの問題なども含め、あまり長時間の利用などを前提としない「オンイヤー型」と呼ばれる形式の小型のヘッドホンが多く使われます。

ソニーのMDR-ZX660は「PSVR体験会に最適なヘッドホン」

ソニーのMDR-ZX660は上記の「シンプルなデザイン」で「密閉型」で「オンイヤー型」で「小型」のヘッドホンの代表格となっており、例えるなら、PSVRの体験会に最適なヘッドホンだと言えます。

私も複数回PSVRを体験できるイベントに参加しましたが、使われていたヘッドホンはこのMDR-ZX660やノイズキャンセリング機能付きのオンイヤー型のものでした、いずれも周囲の騒音に配慮されていると思われ、自宅の室内などの静かな環境で長時間快適に音楽鑑賞するために必要な機能ではありません。

このヘッドホンが本当にみなさんが自宅でPSVRを楽しむために最適な製品でしょうか

体験会でこのヘッドホンが使われている理由と、自宅での利用におすすめする理由は全くの別物。

体験会で使われていることだけを理由にこれらのヘッドホンをお勧めされていたら、あまりあてにしないほうが良いと思います。

決してソニーのMDR-ZX660が悪い製品というわけではありません、ただ、このヘッドホンはどちらかというと携帯性が高く通勤通学などの野外での使用にも配慮されたヘッドホンです。小型で扱いやすいものの、長時間の利用は耳を痛めてしまうこともあり、ゆったりと音楽鑑賞をしたり今回のような自宅の室内でPSVRを臨場感を上げて楽しむためには、MDR-ZX660は必ずしも最適ではありません。

過去に、ヘッドホンを買ってみたけどしばらく使ったら耳が痛くなって結局使わずにしまい込んでしまった、とか、密閉型のヘッドホンを買ってみたらケーブルの擦れる音がうるさくて結局音楽に集中できず使い物にならなかった、という経験をされた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そもそもヘッドホンは用途によって選び方が異なります。

上記の理由により、私は「PSVRを自宅で快適に楽しむために使いたいヘッドホン」として、これらのヘッドホンを第一におすすめすることは絶対にありません。

PSVR専用設計ヘッドホンをおすすめしない理由

PSVRのためのおすすめヘッドホンだからといって、用途の違うヘッドホンをいくつも買うわけにはいきません。

PSVR専用設計ヘッドホンなども発売されていますが、こういったものも結局はヘッドホンの数を増やすだけ。

「通学用」と「VR用」と「自宅の音楽鑑賞用」など、わざわざ使い分けすることも難しいでしょう。ヘッドホンの値段だってピンキリです。

ですので、結局ヘッドホン選びはいくつかの用途を踏まえて、それぞれでそれなりに使えるもの(買えるもの) に絞り込んで買う、という選択が必要になってきます。

ソニー自身がMDR-ZX660のPSVRでの利用をオフィシャルブログなどで勧めています。

それは、正しいと思います。

何を決め手にその製品を選んでいただくのかによって、お勧めする理由が変わります。

多くのユーザーにとって、PSVRでのヘッドホン利用はあくまでいくつかの用途のうちのひとつ。このMDR-ZX660は携帯性も高く広い用途で活用できるヘッドホンで、日々の音楽ライフをバランスよく楽しむために、初めて所有するヘッドホンとしても最適なコストパフォーマンスを持った良い製品です。

高価すぎず、通勤通学にも自宅でもそれなりに使うことができ、幅広い用途やユーザーにマッチするこの商品コンセプトであれば、売り手であるソニー自身がこの商品をお勧めとして提案することはごく自然です。

ソニーにはその理由があります。

ただ「PSVRの体験会で使われているから」という理由とは全く別の話なのです。

せっかくヘッドホンを選ぶなら、PSVRのために本当に「こだわって」選ぶのであれば、PSVRと一緒に好きになれるヘッドホンを選んでいただきたいと思います。

ゲーミングヘッドホンはPSVRでの利用におすすめなのか

また、ゲーム用に作られているヘッドホンがありますが、こういったヘッドホン (ゲーミングヘッドホン) はPSVRでの利用に向いているのでしょうか。

もちろんすでにお持ちのゲーミングヘッドホンなどをPSVRで使うことはできると思いますが、PSVRのために新しくヘッドホン選びをするのであれば、ゲーミングヘッドホンはあまりおすすめめしません。

その理由は、ゲーミングヘッドホンはもともとFPSなどの対戦型のゲームを有利に進めるために設計されており、PSVRでの利用や、音楽を快適に聴くためのツールとは少し違った作り込みがされているためです。

例えば、FPSではゲーム内で発生する足音や銃声の聞き取りが重要になるため、これらの音域である高音域の音質に優れる一方で、音楽鑑賞で楽器などが鳴らす中~低音域の音に関しては一般的なヘッドホンより劣ってしまう場合があります。

また、音の距離 (音量) や方向をよりわかりやすくするため、5.1ch や 7.1ch のような立体音響に対応したものや、内蔵されたマイクがヘッドホンからの音量を拾ってしまうことが無いように特に遮音性を高めた構造になっているものなどがありますが、これらはPSVRでの利用においては不要な機能です。

あと、ゲーミングヘッドフォンはデザインが個性的なのも特徴のひとつ。これは好みの問題ですが、ゲーム以外での使用にはちょっと抵抗があるかもしれません。

私のおすすめは、オープンエア型の軽量オーディオヘッドホン

前置きが非常に長くなりました(笑)ここからが本題です。

せっかく自宅で目いっぱい楽しむなら、PSVRだけでなくオーディオ鑑賞にも最適なヘッドホンを厳選したいところですよね。

PSVR向けのヘッドホンとして、ソニー純正のものや他社の推奨製品、専用設計ヘッドホンなどもありますが、私は一般的なオーディオ向けのヘッドフォンの中から本当に気に入ったものを選ぶのがおすすめです。

そんな中で、オーディオ向けのコストパフォーマンスの高いヘッドフォンで私がおススメするのは、ゼンハイザー (SENNHEISER) のステレオヘッドホン「HD 500」シリーズです

 

私は 旧機種である「HD 595」というヘッドホンを所有していますが、こちらはすでに生産終了となっており、現在はいくつかの後継モデルが発売中です。ちなみに「HD 500」シリーズは価格帯によりいくつのモデルがありそれぞれデザインや音質が異なりますが、以下で解説するヘッドホンそのものの形状や形式は同じのため、PSVRでの利用においては大きな影響はありません。

このHD 595ですが、PSVRとの相性が良いポイントがあります。私が実際にPSVRと組み合わせて使ってみたHD 595のおすすめポイントをレビューしていきたいと思います。

軽くて疲れにくく、VRヘッドセットにも干渉しにくい

PSVRとヘッドホンを組み合わせて使用する場合、気になるのは「形」と「重さ」です。

ヘッドホンにはおおよそ同じ価格帯、品質で並ぶ製品ラインナップが各社ごとにありますが、このHD 595と同クラスの他社製ヘッドホンの多くは、耳を覆うパーツ (ハウジング) が大きな真円に近い形状をしています。対してこのHD 595はより横幅を狭めた卵型をしており、PSVRヘッドセットにもほぼ干渉しません

写真で見るとこんな感じ。ちょうどパーツ同士が干渉しないポジションで装着できます。快適です。

また、頭の上にまたがるヘッドバンドもシンプルな形状になっており、こちらもPSVRヘッドセットに干渉しにくくなっています。

そして軽さも十分。特別軽量なモデルというわけではありませんが、バランスが良くPSVRヘッドセットと組み合わせても疲れにくく感じます。

開放型でPSVRに最適な自然な音。しかも安全

ヘッドホンには大きく分けて「密閉型」と「開放型 (オープンエア型)」の2種類があります。

これは、耳を覆うパーツ (ハウジング) の構造の違いを表しており、「密閉型」はハウジングが完全に音漏れしないように密閉されているもの。対して「開放型 (オープンエア型)」はハウジング部分から音が抜けるようにメッシュ部品などを使って隙間が設けられています。

密閉型」のヘッドホンは、音漏れしにくく野外や騒音の多い場所でも周囲の雑音をシャットアウトして集中して音を聴くことができる一方、密閉することにより音の共鳴が発生して音質を悪化させる原因となる場合があります。屋外で使用を想定したヘッドホンや、ゲーミングヘッドホンの多くが音を正確に聞き取りやすくするためにこの密閉型を採用しています。

対して「開放型 (オープンエア型)」のヘッドホンは音がヘッドホンの外に漏れてしまいますが、余計な反響や音のこもりなどを発生させず、より自然な音を楽しむことができます。室内での音楽鑑賞に使われる高級ヘッドホンにはこの開放型が多く使われています。

PSVRで利用するヘッドホンは私は「開放型 (オープンエア型)」がおススメです。HD595も開放型のヘッドホンのひとつで、PSVRの立体音響がより自然に聴こえるため没入感が高まります。また、通常VRヘッドセットを利用している時は周囲の状況が把握しにくくなりますが、開放型ヘッドホンであれば周囲の音が適度に聞き取れるため、より安全にVRコンテンツを楽しむことができます。

密閉型のヘッドホンを没入感を高める観点から勧めている紹介記事などがありますが、そもそも密閉されたからと言って没入感がアップするわけではありません。密閉によって籠った音響が逆に空間の広がりの感じ方を阻害してしまったり、ケーブルや機材の擦れるノイズや自分の呼吸音などが余計に反響して耳障りに感じたりすることで、逆に没入感や集中力を削がれることがあります。個人的にはこの不快なノイズが苦手なため、よほど周囲の音漏れを気にしない限り密閉型のヘッドホンを選ぶ理由はありません。

イヤーパッドが気持ちいい。天国のつけ心地

HD595は、耳にあたるクッション (イヤーパッド) がベロア素材になっています。ヘッドホンのイヤーパッドはソフトレザーやビニール素材のものが多くありますが、このベロア素材の肌触りは別格です。
(エントリーモデルのHD 518はベロアではなく化学繊維素材になります)

また、このイヤーパッドは耳の周囲を覆うようなアラウンドイヤー型になっており、耳が潰されません。

オンイヤー型と呼ばれる耳の上にイヤーパッドを載せるような形状のヘッドホンがありますが、こちらは耳が潰されるようにヘッドホンを固定しなければならないため、長時間使用していると耳が痛くなってしまうことがあります。アラウンドイヤー型のヘッドホンは全く耳に負担がかからず、そもそも耳に部品が触れないので「耳が痛い?なにそれ」という状態です。

PSVRとの相性が良いポイントはやっぱりこの別格の付け心地。ゲーム中に耳の痛みが気になっては没入感も何もありません。

蒸れない、痛くならない、最高の肌触り。アラウンドイヤー型のヘッドホンの中でもこのHD 595の付け心地には別次元の快適さがあります。シネマティックモードでの動画視聴も快適です。

オーディオ鑑賞にも抜群の定評ある高品質サウンド

もちろん音質も折り紙付き。

ゼンハイザーはドイツの音響機器メーカーで、同社のヘッドフォン、マイクロフォンは、音楽制作や映画制作などのプロフェッショナル用途にも多く使われています。

このゼンハイザーのHD 500シリーズはその中でも一般向けのラインナップとなっており、モデルによりスペックの差はあるものの、いずれのモデルも自然でクリアな音質に定評があります。

当然、音楽鑑賞のためのヘッドホンなので、PSVRでの利用に限らず自宅での音楽鑑賞や映画などにも高い臨場感で楽しむことができます。

ヘッドホンブランドというと BOSE、SHURE、AKG、オーディオテクニカ、ソニーなどの陰に隠れがちなゼンハイザーですが、職人気質の高いゼンハイザーは音の忠実な再現へのこだわりが最大のポイント。個性を感じさせてくれるブランドです。

お気に入りのヘッドホンを見つけて永く使おう

今回のお話、結果的に私が個人的に普段から愛用しているヘッドホンをPSVRに使ってみたら最高に使い心地が良かった、というだけの話なんですが、実際のこのヘッドホンは数あるヘッドホンの中でもPSVRをより楽しむために向いているヘッドホンなのではないかと思います。

せっかくならPSVRやゲームのためだけに選びたくない。自宅で音楽用としても楽しみたい。

長時間着けても蒸れない、疲れない、痛くならない。PSVRと相性の良いヘッドホン。

そしてそれがもし、音がとても良かったら?

 

HD 500シリーズが、それかもしれません。

 

現在は、HD 595の後継機として、「HD 598」「HD 598 SE」がラインナップされています。またより安価なモデルとして「HD 558」がありますが、こちらは多少音質の差はあるものの、形状、素材が同じのため使い心地はほぼ変わりません。

音の感じ方には個人差がありますので、ヘッドホン選びは実際に聴いてみて着けてみて確認するのが一番。

機会があればぜひ試してみていただきたいヘッドホンです。