PlayStation VRのヘッドセットには、青いライトがついています。
これは何のためのものでしょうか?
PlayStation VRのヘッドセットについた9つの青いライト
PlayStation VRヘッドセットについている9つの青いライト。
これはただの飾りではなく、トラッキングのために使われています。
PlayStation VRは、この9つのライトから発せられる光をPlayStation Cameraで撮影することで、プレイヤーの頭の向き、角度などを把握しています。
PlayStaton Cameraは光(可視光)と色を判別して動きを読み取る機械のため、この9つのライトの光が不十分だと、ヘッドセットが今どんな向きや角度なのかを読み取ることができません。
このライトは、PlayStation Cameraが正確にヘッドセットの位置を読み取り、プレイヤーがVR空間の中で正確に動き回るための重要な部品というわけです。
光をさえぎらないように注意。明るすぎる部屋も注意。
PlayStation VRを遊ぶ環境の注意点として、光による影響があります。
ひとつは、光がさえぎられてしまう場合。
前述のとおり、PlayStation Cameraは、PlayStation VRヘッドセットの発する青い光をたよりに頭の位置、向き、角度などを読み取っています。もし、ヘッドセットの光をさえぎるような障害物がカメラの手前にあると、正しい状態が読み取れなくなってしまいますので注意が必要です。
同様に、カメラが撮影できる範囲からPlayStation VRヘッドセットが外れてしまった場合も正しい情報が読み取れなくなってしまいます。適度な広さを保って遊ぶようにしましょう。
もう一つの問題として、部屋が明るすぎる場合の影響もあります。
PlayStation VRの光がわからなくなるほどのまぶしい光が部屋に差し込んでいる場合、PlayStation CameraはPlayStation VRヘッドセットの光だけを読み取ることが難しくなってしまうことがあります。
その場合は部屋のカーテンを閉める、照明の明るさを少し落とすなどして、全体的な明るさを抑える必要があります。
もしくはPlayStation VRの光に似た光を発する光源がPlayStation Cameraの撮影範囲(プレイエリア)内にある場合も、PlayStation Cameraが正しい情報を読み取ることができなくなってしまうことがあります。
そういった場合は光源になる物をPlayStation Cameraの前から片づけてPlayStation VRを楽しみましょう。