2017年1月17日、VR ゲーム『Darknet』が PlayStation VR (PSVR) に登場するという発表がありました。
開発者の E McNeil 氏と VR 系のソフトを数多く開発している ARCHIACT 社が手を組みパートナーシップという形で開発が進められているとのことです。
『Darknet』はハッカーを疑似体験できるゲームです。独特な3次元の VR 空間上に構成されたネットワークをウィルスに感染させていくという流れとなります。最終的には一際大きなルートノードと呼ばれるものを感染させればクリアとなります。
無数の球体(ノード)から構成されているネットワークのなかから1つを選ぶと、そのノードへ入ることができます。そしてノードにはコアと複数からなるアンチウイルスのブロックが配置されていて、アンチウイルスのブロックにのみウイルスを感染させることが可能です。自動で拡散するウイルスが感染していないアンチウイルスの妨害を超えてコアへと辿り着ければノードを感染させたことになります。
ノードを感染させるとお金を得る事ができ、そのお金を使って便利なプログラムを購入することができるようになります。自動でウイルスを拡散させる「HYDRAS」や HYDRAS の進入を拒むシールドを破壊する「EXPLOITS」など様々な効果をもったプログラムを使ってステージをクリアしていきます。
『Darknet』は2013年に Oculus VR Jam に登場してから開発が進められ、これまで Oculus Rift や Gear VR といったVRデバイスに対応してきましたが、ついには ARCHIACT 社と協力し今回の PlayStation VR への移植対応となりました。海外での公開時期は2017年の上旬とのこと。日本での公開は正式なアナウンスがされていませんが期待したいタイトルです。