音で世界を見る「エコーロケーション」なホラーゲーム『Stifled』が台北ゲームショウ2017で「Best Innovation」賞を受賞

2017年1月19日、Taipei Game Show 2017にて PlayStation VR 対応予定のホラーゲーム『Stifled』が「Best Innovation」賞に選ばれました。

この賞は最も革新的なゲームに送られるもので、そのゲーム内容を考えると『Stifled』が受賞することは不思議なことでは無いかもしれません。

『Stifled』は白黒で構成されたVR空間を探検するアドベンチャーゲーム。ただ、普通のアドベンチャーゲームと異なるのは、音を反響させてソナーのように周囲の地形を把握しなければならない、という点です。PC用ソフト『Dark Echo』を3D化しFPS視点に最適化したようなゲームと言えるかもしれません。また、暗闇の中には怖ろしい泣き声を発する謎の怪物が存在し、プレイヤーを恐怖に陥れてきます。ですが恐怖の対象を見つけても周囲の空間を把握するために音を出せば気づかれるかもしれません。かといって暗闇のままではどこに行けば良いか分からなくなります。この緊張感の中でどうやって状況を切り抜けていくか、というのが『Stifled』の面白さなのでしょう。

Stifled 紹介動画

Stifled – Microphone Demo Trailer

この『Stifled』は、少人数で構成されるGattai Gamesが開発中のゲームです。2014年に開発し既に公開されている『Lurking』の実質的な後継作と言われています。公開予定日は2017年のQ1とあるので4月頃となるかもしれません。『Lurking』はフリーで公開されているので『Stifled』に興味のある方は入手されてみてはいかがでしょうか。

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