GDC2017:Oculus Riftが値下げを発表。PSVRはどう動くか、VRデバイスの価格競争の今後は

2017年3月1日、GDC 2017においてFacebookはOculus Riftのヘッドセットとコントローラーの海外でのセット販売価格を200ドル値下げすると発表しました。値下げ後の価格は598ドルとなる見込みです。

現在Oculus VRの社員であり、かつて『クラッシュバンディクー』シリーズのディレクターを務めたJason Rubin氏はこう述べています。

「より安価なハードウェアの意味するところは、より多くの人々がよりコンテンツにお金を費やし、そしてより多くの一般的な人々が(VR界へ)来てくれる、ということです」

今回の価格低下を実現できたことは新しい最高業務責任者のHans Hartmann氏のおかげとのことです。それまで同社では部品の製造者の言うとおりに価格を支払ってきました。ですが同氏はハードウェア業界を数十年経験し、部品調達に詳しい人物なのでそこに異議を唱えることができ、結果としてOculus Riftの部品価格を安くする事ができたのです。

またRubin氏はOculus Riftを発売した当初、価格は購入を決断するときの決定的な要因にはならないと考えていましたが、ここ1年は価格について真剣に考えていました。そしてまた次のように述べました。

「私達はこの価格設定に満足しています。また、この価格設定は持続できます」

PlayStation VRは価格面で現行のVRデバイスより有利な状況ですが、Oculus Riftはそれに肉薄する勢いと言えます。VRデバイスのコストダウンが進むと、それに伴ってPlayStation VRの低価格化の判断が必要となる日も来るでしょう。VR機器の価格の動向に注目したいところです。

GDC 2017: $200 Off Oculus Rift and Touch