VR酔いとは、VRデバイス(ヘッドセット)を使用することで起こる、乗り物酔いに似た体調の不調のことを言います。
ポリゴンで作られた3Dゲームなどで、いわゆる3D酔いというものがあります。
一人称視点のゲームなどで、視点が激しく動くことにより起こる船酔いのような症状ですが、これのバーチャルリアリティ版が「VR酔い」です。
VR酔いの原因は?
例えば一人称視点のゲームの場合、VRだと目線の高さや地面の傾きなど、より現実に近い形で認識できるようになってしまうため、自分が普段見ている視界、自分の身長にあった視界と異なる高さを脳は敏感に感じ取ってしまうそうです。
また、ちょっと楽な姿勢でゲームをすることなどもあるかと思いますが、VRではちょっとした地面の傾きなども脳はそれを正しい地面として処理しようとするので、寝そべってゲームをしていたりするとそこで目に見えている映像と感覚との変なギャップが起こる。
そういった違和感を脳が頑張って処理しようとする結果、気持ち悪くなる。ということのようです。
これはまた、映像がリアルに近ければ近いほど酔いやすいらしいです。身近な映像、風景には慣れている分、細かい違和感も脳が感じ取ってしまうのが原因ではないかと言われています。
人間はじっとしているつもりでも微妙に動いています。止まった映像のように見えても、それは脳が「手振れ補正」のような感じでその微妙な動きを意識しないように処理しているそうです。
なので、ピタッと止まった映像をVRで見ているだけでも、それはそれで脳が違和感を覚えてしまうそうです。
VRの技術はこのVR酔いにどう対応していくかが肝とされており、PlayStation VRの発売に向けても多くの開発ベンダーはこのVR酔いへの対策を中心に研究、検証が進められているそうです。
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