6月1日からお台場の東京ジョイポリスでPlayStation VR (PSVR)の特別体験会が実施されます。
今回はこの特別体験会で遊べるタイトルのひとつ「The London Heist」を楽しむポイントをご紹介します。
東京ジョイポリスのPlayStation VR特別体験会で遊べるタイトル
東京ジョイポリスのPlayStation VR特別体験会で体験できるタイトルは以下の3つです。
- THE PLAYROOM VR
- The London Heist
- The Deep
日本科学未来館の企画展「GAME ON」では上記3タイトルに加えて「Rez Infinite」が体験できましたが、こちらは含まれていません。
イベントの詳細については以下の記事もご参考にしてください。
おすすめの「The London Heist」
特別体験会で体験できるタイトルはどれも楽しめるものばかりですが、私が特におすすめしたいのは『The London Heist』です。
『The London Heist』はハリウッドのアクション映画のような演出が特徴のガンアクションゲーム。PlayStation VRの正式対応タイトルとして開発が進められており、特別体験会では映画のワンシーンのようなカーチェイス、銃撃戦を楽しむことができるようになっています。
プレイ時間は5分くらいですが、スピード感あふれる展開と没入感によって短時間で世界に引き込まれてしまうこと請け合いです。
The London Heistでできることを知ってみる
そして、今回はこの「The London Heist」の体験版で遊べる内容を紹介していきます。簡単な操作方法と合わせて、ゲームの中でできることなどです。
とはいえ、ややこしい攻略法などは特にありません。そもそもプレイヤーは無敵なのでゲームオーバーはありません。
でも5分程度の短い体験時間。いろいろ気を取られているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいますので、ゲームの中で「こんなこともできるんだ!」ということを事前に知っておくと少し余裕をもって楽しむことができるかもしれません。
まずはこのゲームの雰囲気を楽しむことを第一にいろいろ遊んでみましょう。
以下からゲームの紹介が始まりますが、その中では一部ネタバレになるような内容も含まれています。自分で気づくことも楽しみのひとつ。ネタバレが気になる方は引き続きPlayStation VR情報局の他のページをお楽しみください(笑)
Moveコントローラーで「つかむ」「投げる」「撃つ」の基本操作
PlayStation VRにはDualShock 4で遊ぶゲームと、PlayStation Moveコントローラーを使うことでより没入感の高いリアルなVR体験ができるゲームがそれぞれあります。
「The London Heist」は操作に2つのPlayStation Moveコントローラーを使用します。
ということで、このゲームはVRヘッドセットを装着して、2つのコントローラーを両手に持つところから始まります。体験会ではサポートしてくれるスタッフさんがコントローラを渡してくれるので、それを受け取るようになるかと思います。
このMoveコントローラーにはいくつかボタンがついていますが、The London Heistで使用するボタンは一つだけ。人差し指の位置にあるトリガーを使います。
ゲームが始まるとVR空間の中に自分の両手が表示されます。この手はMoveコントローラーを持った自分の手の動きと合わせて動きますので、空間のいろいろなところに手を動かしてトリガーを押すことで、対象物をつかんだり離したりすることができます。
紙コップのジュースをつかんでみる
ゲームは走行中の車の中から始まります。プレイヤーは助手席に、相棒が車を運転しながらプレイヤーに何か話しかけてきています。この間、車の中を見回したり、いろんなものをつかんで反応を楽しむことができます。
つかむのは先ほどの操作説明の通り、その場所に手を持って行ってトリガーを押せばOK。
助手席正面のダッシュボードには、いかにも手に取れそうな紙コップの飲み物が置かれていますのでこれを手に取ってみましょう。コップが持ち上げられるだけでもなかなか感動ものです。
相棒の話がしばらく話が続くのでのんびり聞いていてもいいのですが、この車の中、以外にいじれるところが多いのでコップ以外にもいろいろ試してみましょう。
例えば、以下のような操作ができます。
サンバイザーの開け閉めができる
頭上のサンバイザー(日よけ)をつかむとおろすことができます。サンバイザーの裏側には写真やメモ書きのようなものが挟まっていますが、こちらはつかむことができませんでした。
グローブボックスの開け閉めができる
真正面のグローブボックス(収納箱)をつかんで開け閉めすることができます。
グローブボックスの中には缶ジュース(お酒?)が入っており、紙コップと同じようにつかんで持ち上げることができます。
手に取ったものは投げることができる
つかんで持ち上げた紙コップや缶ジュースは、トリガーボタンを離すことで落とすことができます。
窓が開いていれば車の外に投げ捨てることも可能です。
投げ捨てるときのコツは、腕の動きをつけてボタンを離すこと。腕の振りと合わせてトリガーボタンを離すことで遠くに投げることもできます。
ラジオの操作ができる
車内に取り付けられたカーラジオの操作ができます。
ボリュームを上げ下げしたり、チューニングを変更して他の放送に切り替えることができます。ラジオの操作はツマミになっているので、トリガーでつかんだら手首を返すように操作するとうまくいくようです。
こういった細かいこだわりが楽しいですね。
助手席のドアが開けられちゃう!
現実で車に乗っていたらまずやることはないと思いますが、ハイウェイを走っている真っ最中に車のドアを開けることもできてしまいます。
私が体験したときはドアが開けられることを知らなかったので、不意にドアを開けてしまったときは思わず「うおっ!」と身を引いてしまいました。
小さな演出かもしれませんが、普段なら絶対やらない行為を思い切って試せてしまうのもVRの醍醐味ですね。
銃撃戦が始まったら撃ちまくれ!
さて、相棒の話を聞きながらしばらく車内をいろいろいじっていると、唐突に敵に襲われます。
バイクに乗った襲撃者に銃で撃たれ、割れるフロントガラス。
その後はどんどん追手が現れ、大銃撃戦が始まります。
ここからはサブマシンガン(銃)を手に取り、現れる敵を撃ってどんどん撃退しましょう。
銃はトリガーで撃つことができます。
弾切れしたら、マガジンを交換しよう
プレイヤーが手にしている銃は、サブマシンガンと呼ばれる連射性能の高い銃です。
トリガーを引きっぱなしにすることで弾がどんどん発射されますが、しばらく撃っていると弾切れになってしまいます。
弾がなくなったときは、現実と同じようにマガジンの交換が必要です。
マガジンはグローブボックスの中と、座席の横にたくさん置かれていますので、これを片手に取りましょう。片手にマガジンを持ち、銃のグリップ(握り)に近づけるとマガジンが銃にセットされ、弾が撃てるようになります。
ゲーム中、マガジンが無くなることはないのでどんどん撃ちまくって敵を撃退しましょう。
VR空間のものは見ていなくても手に取れる
このマガジン交換のポイントですが、VR空間の中にあるものは直接その対象が視界に入っていなくても操作ができます。
ですので、マガジンを交換する際は周りを見回してマガジンを見ながら手に取る必要はなく、「このあたりかな」とおおよその位置がわかっていれば手探りでマガジンを取り上げ、セットすることが可能です。
これもまたVR空間で行える新鮮な体験のひとつ。コツをつかめば視線は敵に集中しながら、片手は手探りでいろいろな操作をすることで現実のようなアクションを行うことができます。
ドアを開けて後ろを覗く、割れたフロントガラスから身を乗り出す
敵は左右から続々と現れます。横の死角に入り込んだ敵はドアを開けてみると追ってくる様子などがわかります。ドアを開けて外をのぞき込めば車の後方も見ることができます。
また、敵がぶつかって割れてしまったフロントガラス。ここからも外を見回すことができます。少し前方を見上げると空を見ることも可能です。
ただし!身を乗り出すときはバランスを崩さないように注意してください。
車のドアやダッシュボードは当然ですが現実には存在しないので、そこに手をつくことはできません。ゲームに熱中してしまうと、意外と本当にゲームの中だということを忘れてしまい、目の前の物体に手がつけるかもしれないと錯覚してしまいます。
タイヤを撃つか、人を撃つか
追手は車やバイクなどに乗って現れます。
撃退するには銃で相手を撃つのですが、撃つ場所によっても様々な反応があるようです。
直接人を撃たなくても、車のタイヤを撃ち続けているとタイヤがパンクしてクラッシュしたり、バイクを転ばせて撃退することができるようになっています。
また、車内に向かって誤って銃を撃ってしまった場合も、車内に穴が開いて煙を吹いたり、部品が壊れたりと様々な反応があります。
相棒にちょっかいを出したらどうなる?
敵からめちゃくちゃな銃撃を受けながらも冷静に車を運転する相棒。頼もしいです。
ところで、右側から襲ってくる敵に向かって銃を撃っていると相棒に当たってしまいそうになりますが、誤って相棒を撃ってしまったらどうなるのでしょうか?
これは私ではなく実際に試した方の情報ですが、この相棒は無敵だそうで実際に銃を撃っても何も反応しない(弾がすり抜けた)そうです。
相方に銃を向けるという行為。ゲームなので簡単に試せるはずだったのに、私は試せませんでした。もしかしたらゲームが終了しちゃうかも?という不安もありましたが、単純に味方に銃を向ける抵抗感が大きかったというのも事実です。
まとめ:いろんな感情も楽しんじゃおう
以上が「The London Heist」を楽しむ際のポイントです。ポイント、といってもこの体験に勝ち負けはないので好きなように楽しむのが一番。
ゲームの攻略などではなく、VR空間の中でどんなことができるかをざっくり知っておいて、いろいろ試してみるのもひとつの醍醐味だと思います。
走行中の車のドアを開けた時の驚きと焦り。
味方に銃を向ける抵抗感と緊張感。
そしてゲームの世界に入り込む感動。
私は「The London Heist」の先行体験で、これまでのゲームにはなかった感覚を体感することができました。製品化が待ち遠しいタイトルです。
私が把握している範囲で情報をまとめてみましたが、まだまだゲーム内にはいろいろなことができる仕掛けがあるかもしれません。もし他にも見つけたらぜひ教えていただきたいです。
結局は楽しんだもの勝ち。ぜひ体験会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
コメント
右手から左手に持ち帰ることは可能でした。
返信ありがとうございます。
ふと銃を離せたか気になったので助かりました。
私もこのゲームを体験したのですが、撃つのに夢中で、車のドアを開けるのもこの記事を読んで初めて知りました。
運転手は撃ったんですけどね。
ちなみに運転手は不死身でした。
銃をつかんだ後はトリガーボタンが銃の引き金になってしまうため、離せなかった気がします。
たぶん。
銃は一度掴んだら離せないんですか?